最新作ではなく再新作

TVアニメで、一旦終了して、その後また新シリーズでシーズン２などが始まるのは多い。
今なら『ゲゲゲの鬼太郎』や『ルパン三世』『食戟のソーマ』などである。
でも全く昔と同じストーリーで声優を変えて、今風の世界観で行うのはあまりなかった。
今クールはその再新作ともいうべきアニメが少なくても２つある。

『キャプテン翼』と『銀河英雄伝説』の２作品だ。
『キャプテン翼』の方は漫画ではその後もどんどん翼達が成長していくシリーズがあったが、『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』のように永遠に年が変わらないシリーズではないため、もはや翼は年齢で言えば50歳前後だろうし、キングカズでない限りとっくに引退するような年齢になってしまっている。
そこで、初期の作品を時代設定を現代にしてもう一度放送するという流れになっているのだろう。
だから、ストーリー展開などもほぼ変わらないし、分かっている。
大きな違いといえば少し違和感があるが、スマホが登場するくらいだ。
『銀河英雄伝説』の場合は、元々の時代は随分未来なのでそういった違和感はない。
ただ違和感はないけど、前回と大きく違うのが、登場人物がみんな少女漫画の世界に出てくるようなイケメン揃いであることだ。
前作の時もそうだけど、よりイケメン度が上がったような気がする。

あと、もちろんヤンウェンリーの声が富山敬さんでないのが残念ではある。
まあ、時代が変われば声優さんも亡くなってしまうし。
個人的には声優といえば、タイガーマスク、古代進、ちびまる子のおじいちゃんである富山敬さんが真っ先に思い浮かぶのでそれだけが残念だ。

これからも同じようにもう一度再新作が出て来るなら、ぜひ『スラムダンク』などが始まって欲しいものだ。