人生は運!仁☆晴雲の開運雑記

元町中華街「華陽園」の仁☆晴雲のブログ

三ツ星な六花亭

六花といえば、どんな花?って思ってしまうが、実は雪のこと。
雪の結晶が六角形であることから、雪のことを北海道では六花と呼ぶ。
デパートの北海道関連の催事で必ずといっていいほど出店している六花亭は、帯広を本社としている会社だ。

もちろん帯広だけでなく、北海道では札幌をはじめ、いろんな場所にお店がある。
しかし、東京や大阪といった大都市にはお店がない。

六花亭の亭主は日本全国の催事に出店した際にお店を出さないかとさまざまな百貨店から誘われたそうだ。
誘惑にかられて出店を検討した時期もあったが、「屏風と商売は広げすぎると倒れる」という言葉を思い出し出店しなかったらしい。
だからこそ、六花亭というブランド価値は高められたのだろう。

北海道に行かないと買えない、百貨店の北海道展に行かないと買えないという希少性が購入意欲をそそる。
いつでも気軽に買いにいける存在であれば、そのうちと思ってなかなか行かないかもしれない。
東京在住の人が案外東京タワーに登っていないのと同じかもしれない。

このフェアの時期に行かないと買えないからこそ、購入に繋がる。

六花亭帯広本社の2階には喫茶室があり、その場でしか食べられない賞味期限3時間の180円のサクサクパイ、マルセイアイスサンドというアイスクリームやサクサクワッフルもある。
ここが東京ならとんでもない人気店になり行列で1時間待ちはざらなんだろう。
でも帯広本社なら平日に行った時にはすぐに座れる。

ケンミンショーで山奥に1時間以上かけて購入しに行く大判焼きが以前紹介されていたけど、六花亭の喫茶に行くためにわざわざ帯広に行くという行動もありかもしれない。
わざわざその店で食べるために出かける価値ありというのがミシュラン三ツ星の定義だとすると六花亭本社の喫茶室も僕の中ではそう考えても良いのかもしれない。

さあ、次に帯広に行けるのはいつなのだろうか。
来年は北東が暗剣殺になるから、やっぱり2020年以降かな。

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