聖地探訪
少年ジャンプで「鬼滅の刃」の連載が5月18日に終了して約3ヶ月が経った。
今後は10月には劇場映画の公開があるようで、ブームはまだまだ続きそうだ。
そんな「鬼滅の刃」の聖地として注目されている場所が別府近くの八幡竃門神社だ。
主人公の名前が竃門炭治郎で竃門という姓であることからこの神社が聖地とされている。
実際にその場所に行ってみるとこの神社には「鬼滅の刃」でモチーフにしたであろうモノでいっぱいである。
まずは神社の名前に竃門があり、岩柱であるヒメジマの武器である鉄球をイメージした狛犬的な存在があり、鬼が作ったとされる九十九の石段もある。
(ちなみに男鹿半島にも鬼が作った九十九段の石段がある)
魂依の木(たまよりのき)という神木もあり、これも名前は登場人物である珠世の名前に似ている。
作者は九州出身らしいけど、その意味では絶対にこの神社からのインスピレーションを受けたはずである。
実際に参拝してみると八幡竃門神社の絵馬には参拝者が描いた「鬼滅の刃」のイラストばかりだった。
受験合格などよりも、今の時代らしく「コロナ退散」などコロナに関する様々なメッセージが残されていた。
そういえば鬼とは昔は『隠』と言われ、目に見えない存在で恐れられていた存在だ。
まさに今のコロナなんかはその鬼になるのだろう。
今後も「鬼滅の刃」のブームは続きそうである。
無理な伸ばし連載ではなく、ちょうどいいタイミングで終了した「鬼滅の刃」ではあるが、中には突然最終回で打ち切りになってしまった漫画もある。
古くは「世紀末伝説たけし」だし、つい最近では「鬼滅の刃」の後を担う漫画として、ホリプロで舞台化なども進んでいた「アクタージュ」。
その原作者が女子中学生に対して倫理上の問題を起こして逮捕されたという琴で、漫画そのものが突然打ち切りになってしまった。
漫画の中ではこれから大河ドラマの撮影が始まるという大いに盛り上がるはずのタイミングで終了なんて、残念でならない。
いくら漫画とはいえ、こんな形で打切りなんてドラマチックすぎるではないか。
今後舞台化、アニメ化などが進み、鎌倉がきっと聖地になるというのに、残念だ。