世界を見据えた中国のワクチン外交
今の中国はワクチンがない国に無償で提供することでまさに世界中に恩を売っている感じだ。
考えてみれば、今の世界の状況はそもそも中国の武漢の新型コロナ騒動から始まっている。
中国がその責任を取ってワクチンを69の開発途上国に無償提供するのは当たり前といえば当たり前な気もする。
でもこのワクチン外交で世界中が中国の味方になれば、世界はますます中国一強になり、中華思想が強くなってしまいそうだ。
中国はWHOにも莫大な寄付を行ったことで、テドロス事務局長が中国に忖度して、パンデミック宣言が遅れたこともあった。
そのためそこにある危機を世界に知らしめるのが遅れてしまい、世界中に新型コロナが蔓延したのは記憶に新しい。
また最近ではIOCとも手を組んで東京五輪に参加する選手に無償で中国製ワクチンを提供する予定らしい。
東京五輪だけでなく、北京五輪も見据えながら世界への支配力を高めようとしているようだ。
「ピンチはチャンス」とは言われるが本当に中国はこの世界的危機を利用して世界支配を狙っているようだ。
何事も短期で考えない中国であるからこそ、100年、200年先を見据えて壮大な計画の一歩としているのだろう。
シルクロードならぬワクチンロードでも作ろうとしているのか。
最近では土地だけでなく、海上においても自分の領土を拡大しようとしているようで、尖閣諸島だけではなく、沖縄、台湾とも領土にしようとしてしまうのではないかと心配だ。
そういえば海上だけでなく、宇宙という場所までも自分の領土にすべく月や火星に向けて探査機を送ったり、宇宙開発にも積極的だ。
本気を出した中国はもはや世界だけではなく、ウィルスから宇宙までを視野に入れているかもしれない。