帯広はサウナ天国
帯広は世界的にも有名なモール温泉天国だ。
帯広駅前はなぜか天然温泉の看板を掲げるホテルばかりが林立している。
しかも普通の温泉ではなくモール温泉という世界でも珍しい黒い温泉である。
モール温泉そのものは北海道遺産にもなっており、ドイツ語で泥炭地を意味するモールをヒントに作られた言葉らしい。
地下に堆積している植物の層を通って湧き出た温泉で直物由来の天然保湿成分や有機物を豊富に含んでいるのが特徴らしい。
ナポレオンの時代には兵士が傷ついた体をその温泉で治癒していたとも言われている。
そんな帯広だが、駅から徒歩15分ぐらいのところに「ローマの泉」というモール温泉がある。
最初は個人宅で1200メートル掘ってみたら温泉が出たということで、かなりの湯量でもあり、勿体無いので近所の人にも解放しようと銭湯を始めたらしい。
今では温泉だけでなく、貸切サウナ&水風呂付きのモール温泉も提供している。
しかも平日は2000円でバスタオル&タオルもついて90分の貸切ができる。
まさにここは天国である。
その後、帰り道にあった帯広ローカルチェーン店のインデアンでカレーをサウナ飯にした。
汗が吹き出た後に食べる、カレー料理は最高だ。
上野の北欧もカレーが有名だしな。