そして次の伝説へ
藤井三冠がいずれなるものだとはみんなが思っていたが、ついにストレートで豊島竜王を破って四冠になってしまった。
しかもそれが師匠の誕生日だというので、杉本八段にとっては素晴らしい誕生日プレゼントになったようだ。
一時はラスボスと呼ばれていた豊島九段も素晴らしい棋譜だったようだけど、結果はストレートで敗れ無冠になった。
残る壁らしき人は渡辺三冠ぐらいしか見当たらない。
いずれはタイトルを独占して藤井八冠になるんだろう。
本格的な藤井時代が始まったと言える記念すべき日なのかもしれない。
絶対王者となってしまった藤井四冠を負かすのは一体誰になるのだろうか。
個人的には羽生九段は現在タイトル通算99期であり、後1回タイトル奪取すれば100期になる。
藤井四冠に土をつけるのがその羽生九段だととてもドラマチックだけどな。
まあ、次に続く藤井世代の棋士を待つのが一番なのかもしれない。
野球の世界では大谷翔平が伝説を作り、将棋の世界では藤井四冠が伝説を作って行くんだろう。
そんな時代にリアルに生きていることを喜びに思う。
藤井四冠の命式を観ると日柱が戊子であり、空亡が午未になる。
なのに生まれが午年なのでつまり生年空亡となり、僕が良く言うエンゼルさんである。
もう一人の自分が俯瞰して冷静に全体を見渡すイメージになる人であり、客観的に対局できる能力もある。
ある意味対戦相手は、1対2で対戦しているようなものかもしれない。