コロナ禍とマスク
2年ぶりの優勝だ。四大大会で優勝すること自体がかなり快挙だけど、今回の優勝は前回と違う。
2年前は勢いだけで優勝した感があったけど、今回は実力を十分蓄えて、まさに満を持しての優勝って印象だ。
世界がコロナ禍で大変な時にどうホームスティするかが大切だということを考えさせられた。
中村 豊トレーナーとみっちりコロナ禍の時に体幹を鍛えることができたのが大きい。
そもそもそういったトレーニングはシーズンが終わってじっくりするものらしいけど、今回はコロナのせいで試合がなく、その時間を鍛える時期にすることができたのが大きい。
何もせずにゆっくり無為に過ごした人との差が大きく出た感じだ。
一方日本でも将棋界で初めてスポーツ誌のナンバーの表紙に登場した藤井聡太2冠。将棋もアスリートであるということらしいけど、その藤井2冠もコロナで対局がない時にじっくり研究したらしい。頭の体幹を鍛えたということなのだろうか。その成果もあり、棋聖に王位の2つのタイトルをつかむことができた。
今回の全米オープンでは人種差別を訴える意味で大坂選手は名前の入った7枚のマスクを試合ごとに使用した。そのことで全世界で人種差別について議論する意識が高まったみたいだ。
藤井2冠の場合は対局で使用した小杉織物の涼やか絹マスクが話題になって、倒産寸前だった会社が息を吹き返すことになった。
なんだか妙な一致だ。
それにしても大坂選手の優勝は久しぶりに明るいニュースだ。
GO to トラベルも東京が10月1日から適用になるようで、個人的にも嬉しい限りだ。
始まったら、登別にでも行ってみようかな。