コロコロコロナの時代
10月1日からGo To トラベルが東京も対象になって本格的に始まったばかりなのに、大手の旅行サイトでは最高1名14000円までだった割引が3500円までになってしまった。
楽天は14000円1名1回だけという条件になった。
せっかく日本全国が旅行気分になったのに、水を差す形だ。
しかし考えてみれば高額な旅館やホテルでなければ1名3500円なら2名で7000円割引だし、そこそこのホテルなら十分だ。
2名で2万円のホテルなら35%で7000円だから、問題なしになる。
ほとんどの人はせいぜい2万円クラスのホテルに宿泊するだろうから、特に問題ないはずだ。
なのにマスコミであまり騒ぐので何だか損した気がして旅行そのものに行かなくなるかもしれない。
個人的には2名で7000円安くなるならむしろ回数を増やして行けるので嬉しい。
と書いているうちに条件がまた変わって再び14000円になった。
コロナでコロコロ変わって混乱してる時代だ。
ところで3月頃に函館に旅行した時はホテルも閑散としていて、従業員の方が多かった。
朝食会場でも我々以外に別に1組いた程度で、予約必至のロマンチィカカフェもすっと入場できたし、根室花まるも問題なく入れた。
今回も同じように考えていると、以前ガラガラだった店が予約でいっぱいで入れない。
その理由は地域共通クーポンのせいである。
地元で使わなくてはいけないので、観光客がこぞって使用可能の居酒屋に行くわけだ。
でも一方でクーポンが使えない店は結構空いていた。
居酒屋格差が激しい状態になっている。
コロナの時代は格差を広げていく時代だと実感した旅だった。
そもそも旅行する余裕が全くない人はGo To トラベルは全く意味のないシステムだしな。
まだ、活用できるだけ僕は幸せなのかもしれない。
それにしても函館はコンパクトで住みやすい街だ。
空港までバスで20分というアクセスだし、湯の川温泉も空港近くだし、市電の終着点である谷地頭にある谷地頭温泉はまさに昭和にトリップしたかのような気分になれる本物の温泉だ。
しかも430円という入浴料なのにサウナと水風呂もあり、天井も高くて気持ちいい。
函館で1週間ぐらいは過ごしてもいいなという気分になった。