七夕だというのに・・
七夕とは1年に1回、牽牛と乙姫が会う記念日。
中華街ではなぜか媽祖廟(マソ)で祭が行われていた。
媽祖様は「天后」と呼ばれて航海の安全を守ると言われている。
そんな日なのに日本では平成最悪の西日本豪雨という「水」による甚大な災害が起こった。
地震でもなく、台風でもないのに普通の雨のはずなのに、どうしてこんなことになったのだろうか。
今週末は大阪・神戸に行き、来週末には広島県の竹原市に行く予定の僕としては心配だ。
広島空港からの空港バスも軒並み通行不可になっていて、ネットで検索すると竹原などは現在は陸の孤島だ。
まあ来週末なので交通網は少しはマシになっていると期待したいが。
そもそも竹原行きはJALの『どこかにマイル』で4つの候補の中から決まった旅行だ。
神様が僕に生まれた場所である竹原に行けと命令しているみたいなものなので、それが運命でもあるのだろうが。
さて、西日本豪雨であるが、すでに100名以上の犠牲者が出て、平成最後の年に平成最悪の甚大な被害となっている。
j高度成長時代の人口増加に伴っていろんな宅地開発を行った結果がこんなことになってしまったのだろうか。
やはり自然に対して人間の力なんてちっぽけなものだ。
人間が自然を征服したつもりでさまざまな開発を行い、自然環境が激変して、その流れを元に戻すために時々自然が牙を剥くのだろう。
ここ最近はワインでもそうだが、数十年に一度の大きな被害という言葉を毎年のように聞かれされる。
地球の歴史の中では数十年ってほんの一瞬なんだろうけど。
東京に住んでいても、連日のテレビ報道で改めて自然の怖さを思い知る。
そういえば、開運旅行で6月末に出かけた大洗でも媽祖様を祭った神社があった。
大洗という名前は「大きな洗い」であり、何か濁ったものを綺麗に洗い流すという意味なのだろう。
自然災害は日本人の勘違いを大きく洗い流すという意味もあるのか。
だとすると自然は残酷だ。
今回の災害でお亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。