人生は運!仁☆晴雲の開運雑記

元町中華街「華陽園」の仁☆晴雲のブログ

雑草が抜けた

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生まれたばかりの命が雑草のそばに


上原浩治が引退した。
雑草魂と呼ばれていた上原浩治が引退した。
44歳である。

高校時代は日本ハムに入団した建山義紀の控えだったそうでほとんど注目されなかった。
本人もプロ野球の選手は無理と思っていたみたいで、体育の先生にでもなろうかと浪人して、さらにバイトで工事現場でお金を稼ぎながら大阪体育大学に入学した。
その時の工事現場での仕事が足腰を鍛えたのか大学時代にどんどん球速を磨いて、気がついたらドラフト1位で巨人に逆指名された。
ルーキーの年に20勝をあげて新人王、ベストナイン、ゴールデンクラブ賞、20世紀最後の沢村賞を獲得した。
さらにメジャーに渡ってからはワールドシリーズの胴上げ投手になったりと、高校時代からは想像つかない輝かしい成績を残した。

打者ではトリプルスリーと言って同一シーズンに3割、ホームラン30本、盗塁30というのが記録として誉め称えられるが、
上原の場合は100勝、100セーブ、100ホールドという前人未到の大記録を残した。

雑草魂という言葉を有名にした上原浩治だが、その命式を観ると本当に雑草だった。

日柱は己卯で、月柱は己卯、年柱は乙卯なので
地支は卯ばかりで、地の下に存在するということ自体、まさにすべて地中にある草のようである。
その上に一部「乙」という草花があるが、その他は「己」という土ばかりである。
イメージでは、草花の根があって、その上に土が覆い被さっている状況。
踏まれても踏まれても上に伸びようとするまさに雑草というイメージになっている。

ではなぜ今この時期に引退なのか?
2019年は「己亥」に対して5月は「己巳」なので亥と巳が6年違いの真逆の冲になっている月だ。
納音という関係で非常に大きな苦労になる月を意味する。
その苦労に耐えきれなくなって、ポキっと折れてしまったのかもしれない。

個人的には5月一杯頑張れば、6月になって成果がでたような気がするのに残念だ。
引退はもう少し待っても良かったのに。

本人が本当に引退するなら9月のシーズン後が良かったのかもしれないと思うが。