コロナにデルタになっても不都合な名前
緊急事態宣言がまたまたまた延長になった。
菅総理が毎回、「これが最後の覚悟で」なんて言うけど聞き飽きたと言うのが国民の本音だろう。
覚悟があるだけで、責任取るとは言ってないしな。
渋沢栄一が夫婦でヨーロッパ旅行したときに、欧米の商工会議所的な場所で、「日本人と取引するときに日本人は良い時にはすぐに商品が欲しいと言うくせに、商品が売れない場合は契約したにも関わらず今はいらないと言って信頼できない」と言われたそうだ。
契約を大事にする国と比べて、昔の日本人はあまり真剣に約束を守らないアバウトな国民だったようだ。
今では世界的には真面目で約束をしっかり守るイメージがあると思うのに、意外だった。
でも政治の世界では政治家や政府を見る限り約束はあまり守らないのがそのまま伝統として残っているようだ。
今回も緊急事態は8月22日までと言っていた。
だからみんなその約束を信じていたのに、大阪、神奈川、埼玉、千葉に緊急事態宣言を発出するタイミングで東京、沖縄も同時に、8月末までに延長してしまった。
8月22日まで我慢しようと考えていた国民はいきなり簡単に約束を反故にされ10日ほど延ばされてしまったわけだ。
新型コロナ感染者数の増加が止まらないと言う理由だけど、と言うことは8月末でも同じく感染者数が止まらなければ再延長すると言うことだろう。
だったら、最初から約束なんかしなければいい。
ワクチンが最終兵器と言いながらワクチン不足で予約できない人も多いし、飲食店の経営者はもうどうしたらいいのか分からないだろう。
全ての責任が飲食であり、お酒になっているけど、やり方次第な気もする。
感染対策をしている飲食業は時間を気にせずにお酒を提供できるようにして、お客の条件としてワクチン2回接種した証明のある人は20時以降に酒を飲んでもいいとかすればと思う。
すでに2回接種した人はそれなりにいるだろうし、ワクチンをしたくないと言う若者も、それならばワクチン接種をする人も増えるだろう。
割と簡単にできると思うんだけどな。
さて今回の延長で夏休み終了ギリギリ前で23日以降に旅行や帰省を考えていた人にとっては、もはや約束を守ってもまたダメだろうと思わせる宣言延長だと思う。
さて話は変わるが、そもそもその国の名前をつけると誤解が生まれるからとギリシャ文字にしたんだけど、それにしても新型コロナが始まった時にはコロナビールが影響を受けたと思うけど、今のデルタ株ってアメリカのデルタ航空にとってホント嫌な名前だよな。